LF62-(a)-(b)-(c)-0

コネクタ有、リセット無

本製品は組込み用途向け”シリアル-USBメモリ・ リーダ/ライタ”でパソコンのUSBポートで使用できるタイプのフラッシュメモリのリード/ライトを行う事ができます。

USBに直接接続できるフラッシュメモリはもちろん、そうでないタイプのものでも市販の変換アダプタを使用すれば コンパクトフラッシュ、SDカード、メモリースティック、スマートメディアなどほとんどのメディアの使用が可能です。

また、メディアのリード/ライトは、シリアルポートを使用した 簡単なコマンドの操作で行えるので、組込み型CPUボードで使用する場合でも特にファイルシステムを組み込む必要がありません。

このため、組込み製品とパソコン間での大容量データ交換を容易に行うことができます。

インターフェースは、RS-232CあるいはTTLの選択が可能で、最大3Mbpsの高速通信(書き込み速度ではありません)を行うことができます。

コネクタは、RS-232C標準のD-sub9ピンコネクタの他、組込み時に最適な6ピンあるいは7ピンのナイロンコネクタ(IL-G)の実装が可能で、様々な実装要求に対応する コネクタ仕様を用意致しました。


特長

組込み用途向け”シリアル-USBメモリ・リーダ/ライタ

 ・寸法 50mm×30mmの省スペース設計(コネクタ部を除きます。)
 ・インターフェースはTTL・RS-232Cのいずれかの選択が可能。
 ・高速シリアル通信(TTL=Max 3Mbps,RS-232C=Max 1Mbps ※書き込み速度ではありません)
 ・接続コネクタの選択が可能 コネクタの仕様例を参照して下さい。
 ・RoHS対応品

仕様

項目 デバイス 詳細
通信部コネクタ/仕様

T/R  コネクタなし(T:接続はTTL、R:接続はRS232C)
1 IL-G-6P(イエローソフト社互換RS232C)
2 IL-G-6P(TTL)
3 IL-G-7P(RS232C,リセット(オープンコレクタ)入力)
4 IL-G-7P(TTL,リセット(オープンコレクタ)入力)
5 基板直付けスタックピン(RS232C,6ピン)
6 D-sub 9ピンメス横直
7 D-sub 9ピンオス縦
8 基板直付けスタックピン(RS232C,7ピン)
9 基板直付けスタックピン(TTL,6ピン)
10 基板直付けスタックピン(TTL,7ピン)

電源部コネクタ

0 なし
1 IL-G-2P(+5V,GND)
2 IL-G-3P(+5V,GND,リセット(オープンコレクタ)入力)

USB部コネクタ

0 なし
1 標準Aコネクタ
- ※標準Aコネクタ(取付けフランジ付)
3 ストレートタイプAコネクタ


※パーツメーカでの製造終了に伴いお取り扱い出来ません。

リセット部仕様

0 オープンコレクタ入力

お知らせ

※LF62-*-*-2-* 生産中止のお知らせ
弊社製品LF62の上記オプション USBコネクタ(取り付けフランジ付)につきましては、
コネクタ生産中止により、2010年12月28日をもちまして販売を終了させていただきました。
お客様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承頂きたくお願い申し上げます。

ダウンロード

Q&A

[LF62-FAQ1] 存在しないファイルをOPRコマンドでリードオープンした場合の返信は?

この操作をした場合バージョンによって反応が違います。
[Ver 02.12]
アスキーコマンドモード時:”Command Failed(CR)”

バイナリコマンドモード時:”43 46 0D”(CF)が返信されます。

[Ver 03.55以降]
アスキーコマンドモード時:”Invalid(CR)”
バイナリコマンドモード時:”46 49 0D”(FI)が返信されます。

[LF62-FAQ2] ハイパーターミナル使用時に、コマンドが全てBad Commandになる。

ハイパーターミナルの設定、ASCIIの送信:
「行末に改行文字をつける」を選択していると制御コード"LF"([0A]H)が付加されます。
LF62側でコマンドが正しく認識できないので「行末に改行文字をつける」は選択しないでください。

[LF62-FAQ3] データの存在するファイルをライトオープンした場合、そのままデータを書き込むとどうなるのか?先頭から上書き?又は、最後尾に追記?

最後尾に追記されます。上書きしたい場合は、SEKコマンドでシーク量を0としてライトすると先頭から書き込み、結果的に上書きになります。
(07/08/28 ご注意:データが存在しないファイルには、SEKコマンドを使用しないで下さい)
(15/02/10 ご注意:シークコマンドで移動しライトすると、書き終えた位置がファイル終端になります)

[LF62-FAQ4] 電源投入直後は、アスキーコマンドモード?バイナリコマンドモード?のどちらになりますか?

電源投入直後はアスキーコマンドモードです。
(なお、数値設定、数値表示はバイナリ状態です。)

[LF62-FAQ5] 現在のコマンドモードを確認する方法は?

オンラインコマンド(CR)で確認してください。コマンドモードによって LF62から送信されるプロンプトに違いがあります。
アスキーコマンド:D:\>(\はバックスラッシュ)
バイナリコマンド:>

[LF62-FAQ6] 電源投入後のボーレートは?

9600bpsです。
起動後はボーレート変更コマンドで変更できます。

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