LFA5Sは、エンハンスド・トークンパッシングLAN(CircLink)プロトコルを搭載したインテリジェントなリモートI/O デバイス(スタンドアロンモード専用)を搭載し、ホストノードTMC2072/74 のI/O 端末として機能します。
本ボードの制御はすべてホストノードがネットワーク経由で行います。そのため本ボードはCPU, RAM, Flash-ROM 等を必要とせず、リーズナブルなコストでシングルプロセッサ・マルチリモートI/O 環境を実現します。
外部DIO部は、16bit のDO(ダーリントンシンクドライバ出力制御、及び、LVTTL レベルの入力信号監視が可能で、出力部はオムロン社リレーターミナル(G7TC-OC16)等のMIL コネクタに直接挿入できる構造となっており、リレーターミナルとケーブルレスでの接続が可能です。
CircLink インターフェースはRS485 であり、CircLink 側とボード側はアイソレータにより絶縁されているため、外部のノイズによる誤動作を最小限に抑えることができる他、トランスによる絶縁では無いため、CMI 符号での通信の他、RZ 形式での信号インターフェースとすることも可能です。