LFA9U

LFA9U

LFA9U は、ルネサス社製DMX ユニット内蔵CPU RX631(R5F5631)を搭載した、DMX<->USB(USB2.0 規格準拠)ブリッジボードで、以下の特徴を備えています。

● 弊社でプリインストールされたアプリケーションにより、USB HOST 装置からの簡単なコマンドで、DMX の知識が無くともDMX 通信ラインへのアクセスが可能です。

● 別売のCPU デバッグボードを使用する事により、お客様専用アプリケーションをプログラミングする事も可能です。

● 絶縁実装オプションで、DMX ラインと本ボードを電気的に絶縁する事が可能です。

● 基板サイズは、2cm×6.2cm と小型で、PC のUSB コネクタへ直装着も可能です。

特長

DMX 512とは

「DMX 512」通称「DMX」は灯体の光の強弱を調整したり、ムービングヘッド等の照明の位置・動き・形、の情報を送り、照明や舞台効果を制御する為の通信プロトコルで、制御信号を発信するコントローラとその信号に反応する機器(デバイス)の通信方式を定める規格です。

512チャンネルまで対応しており、DMX対応機材にはチャンネル番号が決められています。

従来のアナログ信号では対応しきれない状況に対応する為、アメリカの米国劇場技術協会(USITT)が1986年から開発を始め、1990年にDMX512-Aとして規格化、2004年にANSIにE1.11 USITT DMX512–Aとして承認されました。現在では、DMX512信号による照明コントロールが世界共通の最も一般的な方法となっています。

物理層はRS485で、転送速度250kbps スタート1ストップ2ビットの調歩同期シリアルで、1度に連続転送されるのは最大513バイトのパケットです。

1チャンネル1バイトなので、チャンネル毎に0~255の値が指定できる事になります。

1パケットの先頭には、88uSec以上のブレーク信号を出力する事でチャンネルの先頭を示します。

簡易仕様

消費電流:T.B.DmA(typ)

外形寸法:20mm(W)×62mm(D)×8.6mm(H)(ケースを除く)

質量:約10g(ケースを除く)

仕様

項目 デバイス 詳細
CPU R5F5631MDDFM

・メーカー :ルネサスエレクトロニクス

・クロック :■メインクロック 12MHz

       ■システムクロック(ICLK) 最大96MHz

       ■周辺モジュールクロック(PCLK) 最大48MHz

       ■RTC 入力クロック(RTCSCLK) 32.768KHz

・内蔵機能 :■リセットおよび電源電圧制御:POR,LVD

       ■内蔵メモリ(ウェイト無)

・FLASH ROM(384Kbyte)

・SRAM(64KByte)

       ■内蔵E2 データフラッシュ

・容量:32Kbyte、

・プログラム/イレーズ回数:100000 回

       ■リアルタイムクロック

       ■通信機能

・DMX,I2C,SCI,SPI,USB(USB2.0 H/F)

■ウォッチドックタイマ

DC/DC AP2210N-3.3TRG1

■メーカー :BCD Semiconductor
■入力電圧範囲:+3.8~+13.2VDC
■出力電圧:+3.3VDC±2%
■最大出力電流:300mA

RS485 SN65HVD1782D

■メーカー :MAXIM
■伝送レート:DC~10Mbps
■ESD プロテクション:25KV/μs

Isolator ADUM6402CRWZ

■メーカー :アナログ・デバイゼス
■伝送周波数 :DC~25Mbps(NRZ)
■内蔵絶縁型DC/DC:最大出力500mW
■同相モード・トランジェット耐圧:25KV/μs

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