RX63N CPUボードLFYBRX63N1 LFYBRX63N1は、ルネサス社製CPU(RX63N)を搭載した、小型CPUボードです。● CPUにR5F563NFHDFBを搭載し、多機能且つ高速(96MHz)な動作が可能です。● CPUは、「がじぇっとるねさす」上位互換品で、GR-SAKURA-FULLボードと同等の機能を有しています。● メモリは、CPU内蔵ROM 2MB,内蔵RAM256KB,内蔵E2flash32KBの他、ボード上に32MBの大容量メモリ(SDRAM)を搭載しています。● 弊社より販売の、旧イエローソフト社製オプションボードのYHA-11(DIO), YHA-12(ユニバーサル), YHA-13(絶縁DIO)が使用可能です。●「Arduino」基板と互換のコネクタ(オプション)を実装可能で、多種多様な拡張基板(シールド)との接続が可能です。● イーサネット・USBの高速通信インターフェースの他、RS232C・CANへの接続も可能です。● RX63N内蔵のほとんどのI/O信号をコネクタより取出しが可能なため、PWM制御/位相計測/アナログ信号のサンプリング等のアプリケーションにも対応可能で、ボード単体でも幅広い応用が可能です。● 安価で使い勝手の良い、弊社製品ルネサス社RX用Cコンパイラ・デバッガが使用可能です。 前へ 次へ 前の18枚 次の18枚 特長 仕様 お知らせ ダウンロード Q&A 直販リンク 特長 RXマイコンとは? 「RX」はRenesas eXtremeの略で、「際立った性能ならびに使い勝手の良い製品」を意味します。RXファミリは、革新的なCPU 「RX」 を搭載し、DSP(デジタル信号処理)と浮動小数点演算処理機能を備えた、RISCおよびCISCの長所を融合した新世代マイクロコントローラです。 ルネサスのマイコンの中では、32ビットファミリであるH8SXとR32Cの上位後継に位置する製品シリーズとなります。 RX600はRXファミリの高速・高性能シリーズです。 一般仕様 消費電流:110mA(typ )(+5Vの電流値)外形寸法:57.6mm ×85.3mm質量:約35g(オプションコネクタを除く) 「がじぇっとるねさす」とは 「がじぇっとるねさす」は、マイコンを搭載した小型のガジェット(電子工作ボード)「GRリファレンスボード」と、 マイコン用のプログラムを専門知識がなくても容易に作成できるクラウド環境をWebブラウザ上で提供することで、電子工作を身近なものとして楽しんで頂くことを目的にルネサス社で発足したプロジェクトです。 「Arduino」とは 「Arduino」は、2005年にイタリアで始まったプロジェクトで、ロボット等を開発する学生向けに、より安価にシステムを開発できることを目的にスタートし、欧州以外でも広く普及しています。 仕様 項目 デバイス 詳細 CPU R5F563NFHDFB#V0 ・メーカー :ルネサスエレクトロニクス・クロック :■メインクロック 12MHz ■システムクロック(ICLK) 最大96MHz ■周辺モジュールクロック(PCLK) 最大48MHz ■外部バスクロック 最大48MHz ■RTC入力クロック(RTCSCLK) 32.768KHz・内蔵機能 :■リセットおよび電源電圧制御:POR,LVD ■内蔵メモリ(ウェイト無) ・FLASH ROM(2Mbyte) ・SRAM(256KByte) ■内蔵E2データフラッシュ ・容量:32Kbyte、 ・プログラム/イレーズ回数:100000回 ■割込みコントローラ:要因数 187 ■DMAコントローラ:DMAC×4,DTC,EXDMAC×2 ■リアルタイムクロック ■通信機能 ・Ether-MAC,USB2.0,CAN,I2C,SCI,SPI ■ウォッチドックタイマ ■1MHz動作A/Dコンバータ ■10ビットD/Aコンバータ×2ch ■最大20本の拡張タイマ機能 ■データ暗号化ユニット(DEU) ■汎用入出力ポート ■チップ内部の温度を計測可能な温度センサ ■外部デバイス制御機能 Ethernet LAN8720AI-CP ■メーカー:SMSC(Microchip)■CPU I/F:RMII/Auto-MDIX ■適合規格:IEEE802.3/802.3u/ISO802-3 SDRAM AS4C16M16S-7TCN ■メーカー :Alliance Memory■容 量 :32Mbyte ■アクセス周波数:143MHz RS232Cドライバ SP3223EUCY ■メーカー:MAXIM等■電気的仕様:ISO11898規格に準拠 ■最大転送レート:1Mbps 電源 ML-621S/ZTN ■メーカー:パナソニック等■種類:マンガンリチウム二次電池■容量:5mAh ■固定ホルダ:PB621(タカチ電機工業) リセット RNA51957BFP ■メーカー:ルネサスエレクトロニクス等■リセット検出電圧:可変(LFY-RX63N1では、+3.3V電源が +2.5Vでリセット) ■リセットパルス幅:可変(LFY-RX63N1では、約40msに設定) LDO LM1117IMPX-3.3 ■メーカー:TI等■入出力間形式:非絶縁リニア型■出力電圧範囲:+3.235~+3.365VDC ■定格出力電流:800mA(max) お知らせ この度、LFYBRX63N1におきまして、製品改良に伴い仕様変更をさせていただく事となりましたのでご案内申し上げます。 <現仕様> <新仕様> <実施日> 2020年3月出荷分より <変更理由> RTCの誤差改善 <仕様変更> CPU内蔵RTC用周辺素子の変更コンデンサ(C10,C11): 10pFから15pFに変更 1 ) クリスタル(X1) : 内部容量12.5pF→9pF品に変更 1.コンデンサ、クリスタルの変更する素子 1 ) クリスタル(X1) : 内部容量12.5pF→9pF品に変更 2 ) コンデンサ(C10,C11): 10pFから15pFに変更 2.自動補正機能の設定不要RTCに関するプログラムについて「時間誤差補正レジスタ」の自動補正機能のビットを誤差に合わせて設定する必要はなくなりました。下記は現仕様と新仕様のRTC補正プログラムの一例となります。<現仕様では補正が必要な場合誤差に合わせてビットの設定が必要でした><新仕様では補正の必要はありませんので、補正を停止するだけとなります>3.新旧基板の見分け方 新製品 :S/N末尾0101以降は部品面U2に赤丸シールが貼ってあります。旧製品 :S/N末尾0000~0100までは部品面U2に赤丸シールが貼ってありません。以上、これからもLFYBRX63N1をご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 ダウンロード Q&A お問い合わせはこちら ページのトップへ